「玲君ね、私ができないようなことできるの!」

「は……はぁ」

「私ミシンに糸なんて糸通し無いと絶対通せないのに玲君一発で通すのよ?!」

「……?」

それってスゴいのか……?

「はいはい、分かったから出てって。邪魔だし」

「ひっどーい!! 良いじゃん! 私もいれてよー」

「あーうん。後で遊んであげるからっ!!」

玲はアシスタントさんを部屋の外へとおもいっきり押し出した。女の人なんだからもう少し優しく外へ出しても良かったんじゃ……?

「はぁ……」

「玲って意外とひでぇな」

「なんだよ。あの人と遊びたかった?」

「俺絶対遊びたくない! 後輩君なんて言われるもん!!」

だって童顔なんだもん☆