「ちゃんと、好きだから。
昴の事好きだから…。
さっきは逃げ出したけど、逃げなくても良かったんでしょ…?
信じていいのよね…?」
昴の胸に抱き寄せられたままの私の声は、かなり聞きとりにくいと思うけれど、昴にはちゃんと伝わったようで。
「うっ…。痛い…。昴、痛い…」
さらに強く抱きしめられながら
「…良かった…彩香が誤解してたら、取り戻すまでどんだけ…こうして抱きしめてキスして…
彩香の体に俺の気持ちを刻まなきゃなんないんだろうって…」
そっと昴の顔を見上げると。
見た事ないような切ない目に見つめられてしまう。
そんな目を見たら、疑うなんてできない。
私を心底求めてくれてるんだろう瞳が、昴には何も後ろめたい事はないって教えてくれる。
「誤解はしてないけど」
「…ん?」
「ちゃんと信じてるけど」
鼓動の音が大きくなる。
顔全体が熱を帯びて、赤くなるのがわかる…。
私には全く言いなれてない言葉を言うのがこんなにドキドキするなんて。
昴の事好きだから…。
さっきは逃げ出したけど、逃げなくても良かったんでしょ…?
信じていいのよね…?」
昴の胸に抱き寄せられたままの私の声は、かなり聞きとりにくいと思うけれど、昴にはちゃんと伝わったようで。
「うっ…。痛い…。昴、痛い…」
さらに強く抱きしめられながら
「…良かった…彩香が誤解してたら、取り戻すまでどんだけ…こうして抱きしめてキスして…
彩香の体に俺の気持ちを刻まなきゃなんないんだろうって…」
そっと昴の顔を見上げると。
見た事ないような切ない目に見つめられてしまう。
そんな目を見たら、疑うなんてできない。
私を心底求めてくれてるんだろう瞳が、昴には何も後ろめたい事はないって教えてくれる。
「誤解はしてないけど」
「…ん?」
「ちゃんと信じてるけど」
鼓動の音が大きくなる。
顔全体が熱を帯びて、赤くなるのがわかる…。
私には全く言いなれてない言葉を言うのがこんなにドキドキするなんて。

