そして、バイクに乗り込み少し肌寒い 昼下がりの街を走った。 「……優梨――」 「何?」 どこへ向かってるのか分からないまま、 歩夢の好きなように街をドライブ。 歩夢が話すたびに小さな振動が歩夢に 触れている腕から伝わる。 「歩波に……会いたい?」 「えっ」 笑いながら後ろを向いた歩夢。 ……危ない!! 「ちょっ、危ないって!」 「大丈夫、大丈夫。赤信号だから!」