「あれ?お母さん玄関のドアの開ける方向変えたの?」


「うん。入りやすいでしょ?」


「そうだね~」


その家の玄関のドアの左側の入り口には水道管があり、中に入るのに少し邪魔だった。

そこでお母さんが左側からじゃなく右側にドアを引くようにした。



…それが後にあんな体験をする事になるなんて…
この時私は考えもしていなかった。