そのとき、秋山が少し微笑んだように思えた。


「にしても……明後日とは随分早いな…」

「まぁな、」

「つか、……多分こんなことこの学校しか許してくんねーぞ……」

「まぁ……確かに………ま、取り敢えず今日はこれで解散だ、因みに明日は休みを貰った、……勿論…成績には影響しない…各自準備しとけよ、あ、そうそう部費が手に入った、32万だ、」

「なぜに?」

「ほら、この前戦義の像俺らが解決したことになってんじゃん?だから、」

「いや、でも校長と藤井は知ってるはずだぞ?」

「チッチッチッ…この学校では部費を決めるのは風紀委員会なんだ、っつっても……副会長だかな。」

「副会長…………」

「どうした山根?」

「え、えぇと……ぃやなんでもありません!」

「そうか…ならいいけど」
すると御幌先生と残りの部員たちがやってきた。

「………解散してからくんなよ……」

マジ呆れた……