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今朝、越後兄が事故で死んだことを聞いた

そして、戦義の像事件は、俺の知らないところでいつのまにか終末していた、一応主人公という事を含めると非常にまずい事柄である、なぜならば………いや、説明しなくても分かるだろう、このままでは…このままではこの世界はおれ以外の存在が主人公になってしまうのだ。


《よく分かったな、正直、貴殿の頭では考え付かないと思いこの世界に降りてこようとしたのだが、コンタクトに時間が掛かってな…》

「誰だ!」

《このままではこの世界は貴殿を主人公と認めない、そこでだ、私は考えた、なにかすごい特徴を持てば主人公として認めてもらえるのではないかと…思いな……》

「うん、で…あんた誰?」
《神、……っつーか…違う世界の山田太郎……》

「えぇ〜!?」

《うん、リアクションいいから……で、続き、だからあなたに力を与えに来たわけ、時間ないから、もう帰るから、あ、それと、もう力は与えたから、あとは自分で努力してね、バイバイ》

そういって、神……もとい異世界の俺はどこかに消えた