手紙を手に取ってみると、"夏希へ"と書かれているだけで、切手も貼られてないし、住所も、差出人の名前も書いてないかった 誰からだろ?? そう思いながら、ソファに座り、封筒を開けてみた すると……… 「こ、これって?」 あたしより、達也が先に口を開いた 「どーしたの??」 ケーキとお茶を持ってくるこーちゃんも、"それ"を見て、言葉を失った