「椿~行こうぜ」





階段から、元気な声がした



声のしたほうを見ると、三年生の男子が3人いた




「あ、うん。行こう」



「じゃーね椿君」



「また」







椿君は、その3人と一緒に階段を下りて行った












あたしも、教室にもどると、達也がみんなにかこまれていて



「彼女はいるの?」

「前は部活なにに入っていたの??」



など、質問されていた





わ~…
こーちゃんや椿君なら、うまく答えられるんだろうけど…
達也は相当イラついてるようで
顔に"うるさい"と書いていた