「とりあえず、家に入ろう」 眼鏡君の言葉に、あたしは大きくうなずき、お城に向かって一歩足を出した ギィィ~~ 大きな扉がゆっくりとあく 「わぁ…すごいっ!!」 天井高っ! 玄関広っ!! うわっ、鎧あるよ!!! 始めてみるものに、動揺しながら、靴を脱ぎ、玄関に置いてあったスリッパに足を入れる 眼鏡君たちは、このお城の造りを知っているのか、スイスイと進んでいく あたしも、置いて行かれないように、三人の背中を追いかける