そんな話をしているうちに、駅についた。 今日も駅には誰もいない。 「ぴったりだ…あと少しで電車くる」 それよりあんた顔洗った? 「……お互い勉強頑張ろうね!」 「……唯が心配だぁ~」 …たしかに私は勉強がダメ。 でも頑張るもん!! 「あ、翔也?朝ご飯食べてないでしょ?朝っぱらからキツイかもしれないけど、一応……これ…」 私は昨日作ったクッキーを渡した。 「うをっ!!ありがと!!…手作り?」 「………うん…」 「ありがとう」 まっすぐに伝わる翔也の言葉。 私は少し照れくさかった。