千恋 第1部



お風呂に入った後、やっぱり翔也はすぐ寝てしまった。


よっぽど疲れてたんだね。



……私も寝よっ…


布団に潜り込んだ時、何かあったかい物が足にあたった気がした。



「…何?!」



私はすかさず布団の中を確認した。




「……カイロ??」



私の布団の中には温められた使い捨てカイロが入れられていた。




誰が?


お母さんは別の部屋でとっくに寝ている。


自分で入れた覚えもない。



……もしかして…