千恋 第1部



「ありがとうございますっ!!」


ペコペコと頭をさげる翔也。


バカかコイツーー!!




「はぁい、遊びに来てくれてありがとねぇ~、飴あげるよ~」



「うわぁ!おばさん、ありがとう!」


ちょっと、翔也……



「また来てね~」



「はい!!」




……たぶん…

もう来ませんね!!




翔也は何事もなかったかのように出口へ向かった。



「ねぇ…ここ何の店だっけ?」


「え?占いまっせ?」


「いや!占われなかったじゃん!」


「え?幸せになるって言われたじゃん♪」


「そんなん誰でも言えるじゃん…」


「俺には感じるんだ…あのおばさんは本物だって…しかもこの飴見てみろよ…こんな不思議な飴どこにも売ってないゼ」



いやいや!!

ちょっと気どって言われても……

しかもその飴バリバリミルキーだから!!





そして私達は、何だかわからない店?を後にした。