千恋 第1部



「ありがとうございます。…ただ…」


「……ただ?」


……ゴクッ…












「金属アレルギーには気をつけて下さいね」



なんじゃそら…

まぁ、ありがとよっ!

おじさん!

どんだけ上から目線ー?



「お買い上げ、10000円になりまぁす♪」



詐欺ーーーーー?!?!


今、10000円使ったら帰りのバス代足りなくなって帰れないよぉ!!



「……おじさん…やっぱいいですぅ…すいませぇん」



私は足早に翔也のもとへ向かった。


危なかったぁ…

危うく詐欺に引っかかりそうになったよぉ…


結局、ここでは買えなかったか。



「唯、俺お金払ってくるから待ってて」


「うん」




支払いが終わって翔也が戻ってきた。





「お腹すかない?」


「確かに…」


もうすぐでお昼。


私達は昼食をとる事にした。