青春☆ハニー

「ドギュマァン!」

ガバリ、と先程まで寝ていたのが嘘のように眼鏡の一言で少女は飛び起きる。

「おはようございます、姐さん」

眼鏡が朝からにっこり爽やかスマイル。

「ドギュマァアン!」

姐さん、聞いちゃいねぇ。

「良かったぁ、ドギュマン無事や」

ベッドサイドのフィギュアをひしっ、と抱き締めて姐さんが安堵の息を吐いた。