「怖い??」


密着する身体と身体


「うん、少しだけ。」


「大丈夫♪俺がいるから♪」


うん……


扉がゆっくり開きワタシ達を中へいざなった


「ほら、萌音見て。綺麗だから♪♪」


怖くてつぶっていた瞳を開くと


あっ…本当だ…


薄明かりの中をゴースト達がサンタの衣装を着て空を舞っていた


「あっ!!昴君見て!!テェディベアーのおば…」



何だか楽しい気分になってきて
はしゃいでたら


急に目の前が暗くなって


昴君と唇が重なり合っていた



「んっ……」


今度はさっきのキスとは違って


激しく求めてくる



「はぁ……んっ…」


キスとキスの合間に甘い吐息が漏れる


「萌音、好きだよ…」


そぉ言って何度もキスを与えてくれる



ワタシも


ワタシも大好きだよ


昴君……



しばらく二人だけの世界に浸ったあとワタシから唇を離して



「続きは今日の夜な…」


って小さな声で囁いた