「姉が憎くて…復讐してやろうって思ったの。 そしたら姉が結婚してることがわかった。 そこで思いついたのが、圭治さんを奪ってやろう…って………思った…の。」 声がつまる…。 泣きたくなんかないのに、どうして泣くの? 「ユア…? 君の姉さん……美季は、決して幸せに暮らした訳じゃない。 ユアが家族に会った日、あの時ユアが急に走り出したから、美季は後を追ったんだ。」 「わたし…の?」 「そうだよ。そしてそれを掴まえようとした両親が、 ─交通事故で亡くなったんだ。」