「 当麻くん、居る~? 」 そう言いながら、 コッチへ近づいてくる足音は 1つじゃない。 ドタドタと、 リビングへ向かう足音達。 ベルも鳴らさず、いったい誰…? 私と由香は顔を見合わせ、 首をかしげた。 「 あのさぁ、氷 貸してほしいんだけど。」 そこには、 さっきまでPVで歌っていた あの人達が立っていた。 当麻 「 貸すって… 溶けちゃうじゃん。 ちょーだい、でしょ? 」 そーだよなぁ~… 私は5人のやり取りを聞いて ちょっと笑った。