そして、




その日はやってきた。





「オギャァァァァ」

「オギャァァァァ」




2つの産声。




「頑張ったな。」

「しの…ぐ…」



2人の子どもが産まれて。



双子だった事に驚き。



「男と女だ。可愛いぞ。」

「…はぁっ…はぁっ…」



痛かった…。




「どっち似?」

「男は俺。女は梢ちゃん。」

「あ?何で梢?」

「髪黒いから。」

「…………」



金髪の何が悪い!!



つーか梢似ならあたし似じゃん!!



変わんねぇし。