凌にプロポーズされた。 あたしは承諾した。 あの日から生活が変わった。 ――――― ―――――――― 「仁チャ~ン!!」 「お!雫か。」 「えへっ。来ちゃった。」 「お前妊婦なんだから大人しく出来ないのか?」 「それ無理難題なんすけど…。」 あたしのお腹はポッコリになった。 いつ産まれてもおかしくない。 「つーか東野に黙って来ただろ。」 「だってさ…。」 家ん中つまんないんだもん。 静かにしてるのって無理だし。 少しは動いた方が良いでしょ?