何かムスッとした顔の凌。



何なんだよ…。



これは秋チャンの心遣いなのだろう。



お節介だな…。



「あ、雫!冷蔵庫にプリンなかったよな?」

「昨日秋チャンが食ったんだろ。あたしの分も。」

「じゃコンビニ寄るな~!」



車はコンビニに寄った。



凌と2人は気まずい沈黙…。



「アンタ、あいつん家住んでんの?」

「まぁ…。」

「…………」



気まずい!!



こんなの耐えられねぇ…。



誰かどうにかしてくれ!!



あたしは秋チャンが来るまで車の中の匂いと、気まずい沈黙に耐えた。