「雫…お前さ… 妊娠してるだろ?」 ………… 「はぁぁぁあ!?」 あたしが妊娠!? ありえないから!! 「あたし妊娠してないっ!」 「してる。てめぇが気付いてないだけ。」 「…………」 あたし妊娠してるのかな? 「とにかく行くぞ。」 「…………」 ―――― ――――――― 「…で、どうだった?」 「…………」 「妊娠してたか…。」 どうしよう…。 頭が回らない。 突き付けられた現実。 あたしには荷が重い…。