駐車場に停めてある秋チャンの車に乗ろうとした時だった。 「………っ…!!」 「どうした雫?」 「…やべぇ……吐く……」 「はぁぁぁあ!?」 あたしは校舎に戻り、女子トイレに駆け込んだ。 「はぁっ…はぁっ…はぁっ…」 やべぇ…。 何なんだよ…。 「雫大丈夫か!?」 「大丈夫…じゃねぇよ…。」 「…………」 具合わりぃ…。 ムカムカする…。 こんなのマジで初めてだし…。 「雫……。」 「んあ?…な……に…?」 秋チャン……?