しばらくして… 智宏はベンチの後ろから、私の隣へとやってきて腰かけた。 いつも座る時は、すぐ隣に座るけど…… 今日は、ものすごく近くない…? 私の肩に智宏の手が回されていて、ギュッと引き寄せられているから… そう感じるのかなぁ…? 「今日さ……俺、仕事どころじゃなかったんだ…。」 智宏の声に、私は顔を上げた。 「ど…どうして…?」