ふと辺りを見回すと… 周りは恋人たちばかり…。 クリスマスツリーの傍で寄り添いながら話をしていたり… ベンチで楽しそうに笑いあったり… みんな二人だけの時間を思い思いに過ごしている…。 私ぐらいかな…? 一人でここにいるのって…。 ツリーから視線を落とした私は、携帯を握りしめたまま、智宏が来るのを今か今かと待っていた。