バン、とお金を置いてファミレスから出て行った怜を見ながら弘子は泣いた。 怜があたしの事好きでいてくれてるのは分かってる…。 でもそれは恋とかじゃなくて、家族に対する愛みたいな物のような気がしてならない。 あたし以外の人に優しくしたりしないで…と言いたかっただけなのに怒らせてしまった。 ―――――――――… 『おかえり~! プリンはぁ~?』 帰ってきた夏木君の元に駆け寄ると、返事もしないでソファーに倒れ込んだ。 『え!? どうしたの!? 体調悪いの?大丈夫?』