「うん…大丈夫。 高橋さんは大丈夫だった? どこも痛くない?」 自分よりあたしの心配をしてくれる優しさにキュン、とした。 『木村君がかばってくれたから大丈夫だった。 ありがとうね。 重かったでしょ…?』 木村君をゆっくり起き上がらせながら恥ずかしそうにあたしは聞いた。 「全然! むしろ手引っ張ったらあんまり軽かったからびっくりした。 上手い事抱き止めれなくてごめんね。」 少し照れた様に笑った顔には八重歯がチラリと見えて可愛いかった。