あたしの身を案じて心配している言葉と声にあたしは驚いた。 他人の事なんかどうでもいいという態度のあの夏木君が! 驚き顔のあたしに夏木君は少し照れた顔をした。 「……だから、もう少し考えろよって事だ。 風呂入って来る。」 スク!と立ち上がってそそくさと風呂場へ行ってしまった。 …少しは心配してもらえる関係にはなったっていう事か。 だけど、忠告されたがやっぱり舞い上がってしまうであろう事はどうしようもない。 『…ま、木村君があたしを本当に好きかなんて分かんないしね。』