心の中でケケケ、と夏木君を毒吐くと、ひろちゃんの後ろから夏木君が歩いて来るのを見つけ、じゃあまたね!といそいそと立ち去った。 そんなあたしを不思議そうに見つめるひろちゃんに夏木君が声をかけた。 その声に嬉しそうに振り向いたひろちゃんの頭を優しく撫でる夏木君。 立ち去ったあたしの事を見ながらひろちゃんに話しかけた。 「…またあいつと居たのか?」 「うん! あのね、愛美ちゃん可愛いんだよ。 漫画とかドラマみたいな恋に憧れてるんだって。」