「なのに俺の前であいつに触らせやがって…。 ムカつく。」 夏木君の切ない顔にキュン、としている間に顔が近づいて来た。 頬にあった手がいつの間にか頭の後ろに移動していた。 グッと押さえられた頭と抱き締められた腕のせいで身動きが取れない。 柔らかい唇が重なって、息が出来ないぐらい激しいキスを落とされた。 教室でこんな事をするなんて、なんだか凄いシチュエーションに酔いそうだった。 「……俺だけしか見えなくなればいい。」