あ゛ぁぁぁぁぁああ!!! と、度でかい雄叫びを出しながら立ち上がったあたしは勢い良く振り返った。 『ちょっと夏木君!! 何で消すの!!? 人が真剣に観てたのにっ』 地団駄を踏みながら叫ぶあたしに冷たい視線を送ってリモコンを持つこの男があたしの同居人。 「あー!うるっせぇな。 ドラマごときにそんな声出すなよ。」 『だって! 今すっごい良いとこだったんだからぁ! リモコン返してよ!』 夏木君の前に手を出すと、お得意の眉間に皺を寄せた不機嫌顔で冷たく言い放った。