『…何?』 チロリと布団から顔を出した瞬間、高橋の赤い唇に優しくキスを落とした。 「…これで俺はもう元気出たから。 じゃあな。」 目を見開いて固まる高橋にそう呟くと、保健室を後にした。 閉じたドアを顔から湯気が出そうなぐらい赤くさせながら見つめる愛美は、それから一向に眠れなかった。 放課後、夏木君とかおると一緒にえっちゃんの家に行った。 出迎えてくれたえっちゃんは、夏木君の顔を見ると驚いていたが、あたしの顔をチラリと見てなんとなく勘づいた様だ。