何?何なの? 夏木君はあたしを殺したいの? ドキドキし過ぎて倒れちゃいそう…。 あんなのずるい。 今の、あたしの事探してくれてたって自惚れてもいいよね…? そんな事されたらあたし、舞い上がっちゃうよ――。 キュウッと苦しくなる胸を抑え、火照る頬に手を当てる。 「キャー! 夏木君本当やばいっ! もー付き合いたぁい!」 黄色い声に反応してパッと横を見ると、隣のクラスの女の子達がはしゃいでいた。 夏木君の事好きなのは当たり前にあたしだけじゃない。 夏木君が次に選ぶのはどんな人…?