!!


心臓が高鳴り、いけない物でも見た様な気分になり、ソワソワしていると、聞き慣れた声が聞こえた。


「…先生……。」


パッと、その人達を見ると、二人とも知っている人だった。


えっちゃん………。
それと――――…
この前教室まで案内してくれた松田先生…。


えっ、何で―――?


ドキドキ鳴る胸を感じながら、ここに居てはいけないと判断し、静かにその場から立ち去った。


動揺してパニック状態だったあたしは、肩を叩かれ、ようやく人に名前を呼ばれていた事に気が付いた。