『そんな事しなくっても自然と皆に知れ渡るよ。』 「俺の口から言いたいの!」 拗ねた口調で口を尖らせる嵐が可愛いかった。 『……後でまた来るから、あたしは一旦教室戻るね。 二人が嵐倒れたの知ってるから心配してるだろうし。』 そう言ってカーテンを開けようとするあたしを嵐は分かった…と寂しそうな顔で見送った。 幸せを噛み締めながら廊下を歩いていると、さっきの嵐の友達がいた。 「あ…、嵐大丈夫でしたか?」 『大丈夫。 もう目覚めたから会いに行ってあげたら?』