「あー!! 姫ーっ!」 突然の嵐の大声に皆があたしを振り返った。 ゲッ!とさっきの女の子達を見ると、気まずそうな顔をしていた。 あたしが一番気まずいよ… 適当に手を振ると、嵐は嬉しそうにした後またサッカーを始めた。 「あの嵐の嬉しそうな顔…。 女子が皆悔しがってるでしょうねぇ。」 ニッと笑う彼にあたしは苦笑いを返した。 きゃーーーー!!! いきなり悲鳴が聞こえてビクッとして周りを見ると、女子達がザワザワしていた。 何が起こったのか分からず、あたしと嵐の友人らしい彼は顔を見合わせた。