見事にギャップにやられ、あたしのハートは簡単に撃ち抜かれた。 『…あたしあんたの事好きとか言った覚えないんだけど。』 とりあえず照れ隠しにいつも通り返したが、嵐は切ない顔であたしを見つめ続けた。 「好きになるよ、ってゆうかさせるし。」 ドキッとして思わず目を反らすと、ようやく嵐があたしから離れた。 「勝手にキスしてすみませんでした…。 でも妬かせた姫が悪いっすから。 超幸せだったから後悔してないし。」 少し膨れて言う嵐が可愛いくてあたしはこっそり微笑んだ。