え、何? なんかペース持ってかれまくり。 ってゆうか……。 『可愛い奴…』 ポロリと溢れた言葉に友人二人は嬉しそうに微笑んだ。 嵐はまるで犬ッコロ。 いつもニコニコしていて、いつも素直で全力。 そんな嵐が可愛いくて、あたしは彼の気持ちに居心地の良さを感じていた。 こんな穏やかな気持ちが、一瞬にして恋になる日が来たのだ。 いつもの様に、部活がない日はあたしの教室まで迎えに来てくれた。 周りから見たらもう付き合っている様に見えただろう。