お互い、今日の自分はどうかしてる…とそれぞれ思い悩む夜を過ごした。 次の日、愛美は怜より先に家を出て、怜は愛美が自分を避ける様に行ってしまった事に昨日の態度を後悔していた。 学校へ行くと、教室の前に何故か弘子が立っていた。 「…弘子?」 別れてから話すのは初めてかもしれない。 顔を上げた弘子は少し髪が伸びた。 「ちょっと時間ちょうだい。」 不思議に思いながら、弘子の後を付いて行くと、人気の少ない廊下で止まった。 「で、どうした?」 優しく問いかけると、弘子は少し微笑んでいた。