「…母親は、ほんわかしてていつもニコニコしてて反抗期になっても反抗すんのがバカらしくなってたな。 親父は俺から見てもいい男で、大人の色気がある人だった。 なんでお袋みたいな普通の女と?って本当疑問だった。」 絶対夏木君はお父さん似なんだ、と心の中で密かに思った。 そんな人と付き合ってたあたしの母って…。 「お袋は親父が居なきゃ生きていけない様な人だったし、親父もお袋の事を大事にしてるのが分かった。 あんまり恋とか興味なかったけど、将来こんな家庭を持てたら…って漠然と憧れを持ってた。」