思わず女を見ると、にっこりと笑っていた。 「……教えない。」 「どうして?」 「メール嫌いだから。」 「なら電話。」 「しねぇよ。」 「なんでよ!」 「…何、あんた俺の事狙ってんの? だったら辞めとけ。」 「なっ…………。 本っ当にあなた固いのね! かっこいいんだからもっと利用すればいいのに~」 残念そうな顔で俺を見上げる女に俺は薄笑いを浮かべた。 「俺は好きな女にだけ優しくするんだよ。 だから俺の女は特別なの。 分かった?」