そんなことを思うと
泣きそうになった
あーあ...てなった
その日の夜美波から電話が来た
「あのなあまた赤井くんに付き合ってって言われてん。でも美波は友達が赤井くんのこと好きなん知ってるから無理って言うた。ほんなら、ぢゃその子が諦めるまで待つわて....美波どうしたらいい?」
どうしたらいい.....?
それを私に聞かれても.....
私が付き合わんといて
って言ったら付き合わないの?
「美波も赤井が好き?」
私はこの返事を聞いて
もう諦めようと思った
「好き.....ほんまに美衣ごめん」
私は邪魔をしたくない
大樹は私のなんでもない
ただ好きなひとだった
大好きだった
片思いでもとてもとても
楽しかった
嬉しかった
幸せだった

