「はぁ…」

りかゎ更衣室に入るなり
溜め息をついた。

りかの目の先にゎりかが
いつも着ているドレスが
ズタズタに引き裂かれてあっ
た。

りかゎそのドレスを
素早くゴミ箱に投げ捨て
店に置いてある貸衣装
の中から適当にドレスを
掴み出し、着替えた。

「ぁっれぇ、りか。今日ゎ
ドレスちが~ぅ」

ヘァメィクを終えたかぉる
が更衣室に入ってくる
なり、りかに言った。

「ん~気分転換♪」

そんなりかの言葉を無視し
かぉるゎゴミ箱へと
素早く駆け寄った。

「…これ、りかのドレス
じゃん」

かすかに声が震ぇている。

「だね♪」

りかゎわざと明るく
答ぇた。

「りか、大丈夫?」

かぉるゎ心配そぉにりかの
顔を覗き込んだ。

「ぅんっ」

「そっかぁ、じゃかぉる
先に待機場行っとくね♪」

そぅ言い残しかぉるゎ
待機場へと姿を消した。