数分すると、燐と斎藤は教室から出ようとしていた。 『あっ、燐!!』 僕は咄嗟に燐を呼び止めた。 「どしたの〜?佑吏」 と燐。 『ちょっと話あるんだけど…さ』 「ん、話って?」 『ココじゃいえないから、 ちょっと外でないっ?』 僕はとりあえず外へ行くことにした。 ふられるの承知だよ。 でも僕頑張るから。 _