燐は怒って走って逃げてしまった。

よかった。
いつもの燐に戻った。


『ちょっ、燐、待ってよ~』

「待たないよ~♪」


僕の足は自慢の速さなんだから☆
すぐに追いついた。


『捕まえたっ』

僕は背後から燐に抱きついた。



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