「!!?」 声にならない声であせる私。 だって、隣に座ってるのが先輩だなんて夢みたい。 なんかこういうの…いいな。 電車の中も暖かくていつもなら寝ないのにそのまま夢の中。 ――― 「おい。」 ユサユサと肩を揺らされる。 まだ寝てたいのに、だれよっ。 目を開けたら先輩の顔が間近で。 「!!?」