お昼休みは先輩がじっくり見れる。 そんな日々を送っているのを知ってるのは この朱莉だけ。 「今日もかっこいーねー。」 「…うん。」 まだ私が真っ赤なままで先輩を見つめる。 「話しに行けばいいじゃない。先輩のまわりは、いつもファンクラブがいるけどさ。」 そう、ファンクラブまであるから行けるわけないじゃない。 何か接点があればいいのに。