初恋の先で君を愛せたら

しばらくして出来上がると、とろとろのあったかいままのキャラメルをアイスクリームにかけた。


それを食べたときの那徠の顔といったら。

きっといい食事レポーターになると思う。




さんざん騒いで、たくさん話したころ、那徠はあのノートを出してきた。

「これ」

私は開けようかどうしようかとまどったけど、那徠が何も言わなかったから開けてみた。