「それを那徠くんがわかってることも知ってる」
「そう…」
たまきちゃんは全部わかってるんだ。
「それで、那徠くんはどう思ってるの?」
「僕は…自分でもよくわからないんだけど…」
自分の気持ちに合う言葉が見つからなくて、沈黙が流れてしまう。
その間、たまきちゃんは静かに待っていてくれる。
「今、色と一緒にいられてすごく幸せで…でも、このままじゃいけないってこともわかってる。僕にはもうほとんど時間がないから。だけど、そんなことを色に言ったら、もう今までみたいにはいかないかもしれない…それが怖いんだ…すごく」
言葉にしたことで、自分でもよくわからなかった思いが少し理解できたような気がした。
「そう…」
たまきちゃんは全部わかってるんだ。
「それで、那徠くんはどう思ってるの?」
「僕は…自分でもよくわからないんだけど…」
自分の気持ちに合う言葉が見つからなくて、沈黙が流れてしまう。
その間、たまきちゃんは静かに待っていてくれる。
「今、色と一緒にいられてすごく幸せで…でも、このままじゃいけないってこともわかってる。僕にはもうほとんど時間がないから。だけど、そんなことを色に言ったら、もう今までみたいにはいかないかもしれない…それが怖いんだ…すごく」
言葉にしたことで、自分でもよくわからなかった思いが少し理解できたような気がした。
