初恋の先で君を愛せたら

11月2日。

色ちゃんは僕の予想以上に可愛くなってて、マジで驚いた。

僕はぜんぜん緊張してないフリしてたけど、本当は心臓バクバクだった。


色ちゃんに『付き合ってください』って言われたときなんて、胸が破裂しそうだった。


でも、色ちゃんのほうがもっと緊張してたから、僕は精一杯の勇気を出して色ちゃんを抱いたんだ。


それからは、夢みたいな時間だった。

僕は色ちゃんのことをなかなか『色』って呼べなくて、『ちゃん』をつけるたびに色はふくれっ面をした。

もちろんそれはわざとで、すぐに最高の笑顔を見せてくれたけどね。