＊色side＊
メールの題名を見て、私は思わず叫びだしそうだった。
うれしくて、うれしくて、本文を何回も読んじゃって…。
やっと気持ちが落ちついて那徠くんのアドレスを登録したら、すぐに返信した。
送信ボタンを押して5分もしないうちに色ちゃんからの返信が来たとき、ただただ僕はうれしくて、返信を打つ時間さえ惜しくて、超高速で指を動かした。
はじめはお互い控えめな内容だった色ちゃんとのメールが、学校のことになって、趣味のことになって、絵文字もどんどん増えていった。
もちろん、僕に残された時間のことは一言も言ってない。
日が経つにつれ、僕の胸の中には、絵文字の量と同じように『もうそろそろ止めなきゃ』っていう思いも膨らんでいった。
メールの題名を見て、私は思わず叫びだしそうだった。
うれしくて、うれしくて、本文を何回も読んじゃって…。
やっと気持ちが落ちついて那徠くんのアドレスを登録したら、すぐに返信した。
送信ボタンを押して5分もしないうちに色ちゃんからの返信が来たとき、ただただ僕はうれしくて、返信を打つ時間さえ惜しくて、超高速で指を動かした。
はじめはお互い控えめな内容だった色ちゃんとのメールが、学校のことになって、趣味のことになって、絵文字もどんどん増えていった。
もちろん、僕に残された時間のことは一言も言ってない。
日が経つにつれ、僕の胸の中には、絵文字の量と同じように『もうそろそろ止めなきゃ』っていう思いも膨らんでいった。
